とうとう壁塗りです。
この部屋は、漆喰を使って壁塗りをしようと思います。
元々の壁が、砂壁ということもあり、ひび割れも少しあることと、ポロポロと壁が落ちてくるところも嫌なので、石灰を使った漆喰を使用します。
漆喰は、固まるとポロポロとはならないということらしいです。
まずは、せっかく磨いて柿渋を塗った柱が汚れないように、養生をします。
まずは、ネットテープでひび割れ部を貼り、その上から網目が隠れるまで、パテを塗ります。
  
パテ埋め用のコテは、パテの容器の中に入っています。
30分程度で固まるので、固まったら凸凹をなくす為、表面をサンダーで磨きます。
磨くと砂壁にパテの粉が広がりますが、上から壁を塗るので、気にしなくて大丈夫です。
では、漆喰を塗る工程ですが、壁が古いのでアクが出るだろうと思い、2度塗りを行います。
まずは、1回目。
1回目は、薄く塗ります。漆喰自体は、1時間程度で乾きますが、 やはり表面にアクが出て黄ばんできます。
パテ塗りした部分と比較すると、よく分かります。
アクが出た為、一晩置いてアクを出します。
翌日、2回目を塗って乾かした後、養生テープ等剥がします。
コテで塗りましたが、平らに塗りには、かなりの技術が必要なことが、塗りながらわかったので、わざとコテで塗った後を残し風合いを強調しました。
   
これで、ようやくレコードがいっぱい収納できます。 途中で漆喰がなくなってしまったので、棚付近のみ完了です。
住む部屋になるまで後もう少し。 |